先日、「3台の玉突き事故に遭ってしまった」という患者様が来院され「信号待ちをしていたら、後ろの２台から追突された」とお話しいただきました。

車のトランクが開かなくなった程の追突事故なのに、患者様は「警察から病院に行くように言われて来たけれど、痛みはあまり感じないんだよね」と。

「自覚症状がないから、なんともないんじゃないか」。これが、むち打ち症の怖いところです。運転手や同乗者が衝撃に備えられていない状態で遭った事故では、必ず首を中心に衝撃を受けています。腰にも痛みが広がってしまうこともあるのです。

むち打ちは、負傷をしてから時間差で痛みが発症しやすいケガです。『交通事故に遭った当日は平気だったのに、翌日になったら首が痛くて動かない…』というケースが非常に多いというのも、交通事故直後は興奮状態になりやすく、自分自身の身体の異常に気がつきにくいことが原因です。しかも、症状の度合いによっては後遺症として残るような重い症状を発症するケースもあります。

追突事故に遭ってしまったら、自覚症状がなくても必ず一度は病院（整形外科）で受診して下さい。

当院は、交通事故対応整骨院です。交通事故のご相談や、なかなかむち打ち症が治らないとお悩みの方も、ぜひ一度ご相談ください。