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筋肉痛と肉離れの違いとは。

筋肉痛と肉離れの違いとは。

「筋肉痛と肉離れの違いは何ですか?」とご質問をよく受けます。筋肉痛も肉離れも、共に筋肉が傷ついてしまって起こる症状です。

見分け方としては、急に運動した時などに体や筋肉が痛くなってしまうのが筋肉痛。数時間後~1、2日後に痛みが出始めて、数日で治ります。

一方、肉離れは運動中などに痛みが生じる筋肉の部分分裂や完全断裂で、筋肉がプツンと切れてしまった状態ですので、局所的に激しい痛みが生じてしまいます。治癒には数週間かかります。体が全体的にイタタタタ…と痛む筋肉痛に対して、肉離れは局所的に激しい痛みが生じてしまいます。

ただ、筋肉痛のつもりだったのに、痛みがひどかったり、ずっと痛みが続いている場合は、筋肉痛ではなく、肉離れを起こしている可能性もあります。

治療法が変わりますので、ご注意ください。

筋肉痛の治療法は、炎症がおきている部分への冷湿布で対応ください。炎症が治まってきたら、ぬるめのお風呂でリラックスし、手でさする程度の簡単なマッサージをおすすめします。

肉離れの治療法は、アイシングと固定・圧迫を中心としたRICE処置(らいすしょち)です。一分一秒でも早く対応してください。時間がかかった分、内出血や炎症は拡大します。RICE処置とは、Rest=安静・Icing=アイシング・Compression=圧迫・固定・Elevation(挙上/患部を心臓よりも高い位置に置く) の4つの頭文字をとった呼び名です。

RICE処置をしっかり行い、安静にしていれば、2~3日ほどで炎症は治まります。痛みがなくなったら「温熱療法」に切り替えましょう。肉離れ直後は「冷やす」、3日目以降は「温める」が治療の基本です。

痛みが引いたら、ストレッチや筋トレを開始しましょう。再発予防のためにも、お気軽に当院へご相談ください。

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