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3.132020
春野菜を味わおう。
豊な香りと独特のほろ苦さを味わえる春野菜。
寒さがまだ厳しい時期に目を出し成長する春野菜には、春の体に必要な栄養素がたくさん含まれています。
苦み。
「植物性アルカロイド」という成分によるもの。たらの芽、ふきのとう、ウドなどに含まれ、腎臓のろ過機能を高めたり、肝臓の解毒作用を高めたりする働きがあります。
辛み。
「イソチオシアネート」という成分によるもの。キャベツや大根おろし、白菜などに含まれており、肝臓の解毒作用を高めます。また、キャベツは他の野菜にはない「ビタミンU(きゃべジン)」を含み、胃酸の分泌を抑えたり、胃粘膜の新陳代謝を促します。
香り。
セロリやセリなどの香りはテルペン類という成分です。血行促進や抗酸化作用、ストレス緩和などの作用があります。
「春の皿には苦みを盛れ」ということわざがあるように、春野菜を食べて身体を活性化させ、やがて訪れる暑い夏を乗り切る体の準備をしましょう。