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6.282019
熱中症にご注意ください。
真夏の暑い日のイメージが強い熱中症ですが、熱中症を起こしやすい時期は真夏だけではありません。実は梅雨の時期にも熱中症の患者さんが増えることが分かっています。
梅雨の合間の晴れた日や、梅雨が明けて急に暑くなった日には、まだ体が暑さに慣れておらず、「汗をかいて体温を調節する」ことがうまくできないからです(暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れてくるのです)。ですから、真夏の暑い日に熱中症に注意するのはもちろんですが、梅雨の時期にも熱中症に注意するようにして下さい。
屋外と室内の熱中症
暑い環境の中でスポーツ・肉体労働などの筋肉運動を行うことによる熱中症と、室内等での暑い中で長時間過ごすことによる熱中症があります。特に室内の場合、日常生活の中で徐々に進行し、周囲の人に気付かれにくく対応が遅れる危険性があります。中でも、高血圧、糖尿病、認知症などの持病がある方は重症になりやすいので、ご注意ください。
また、乳幼児も、高齢者と同様に体温調節をうまく行えないため、熱中症を起こしやすくなっています。特に注意しましょう。
熱中症の初期症状
初期に現れる症状としては、めまい・立ちくらみ・喉が渇く・こむら返り・腹痛・手足などの痙攣・心拍数増加・顔色が悪くなる、などです。涼しい場所に移動したり、水分補給を。特にスポーツ飲料はおススメです。
熱中症の予防は早めの水分補給
多くの人は、のどがかわいてから水分を補給したら良いと考えているようですが、喉が渇いてからでは水分が失われすぎて、熱中症になりかけてしまっていることもあります。喉の渇きを感じる前にこまめに水分を取るように心掛けましょう。